八重歯(乱杭歯・叢生)の矯正治療法は?

八重歯の原因と治療法、メリット・デメリットを紹介します。

あなたのキレイを叶える歯医者さん探しをサポート 矯正歯科Passport

サイトマップ

矯正歯科Passport:あなたのキレイを叶える歯医者さん探し(ロゴ)

こんな歯並びに悩んでいませんか? 悩み別矯正治療法

八重歯を治したい

八重歯を治したい?

八重歯とは、叢生(そうせい)の一つで、犬歯(糸切り歯)が歯の列からはみ出し、牙のように突き出ていたり、他の歯に重なって生えていたりする状態です。永久歯が生える充分なスペースを確保することができずに生じます。原因としては遺伝的要因が大きいともいわれ、アゴの骨の成長遅れや、乳歯が遅くまで抜けずに残っていることなどが原因です。

八重歯を治したい(イメージ)
こんな歯並びに注意!
  • 犬歯(糸切り歯)が前に飛び出して生えている
  • 歯が歯の列からはみ出して、上アゴから生えている
  • 口を閉じるときに、前歯に唇がひっかかる

原因は?

歯とアゴの大さのアンバランス

歯が大き過ぎたりアゴが小さ過ぎたりすると、歯とアゴの大きさのバランスが悪くなって歯が生えるスペースが不足します。狭い場所に並ぼうとすると、隣り合う歯に押されてしまい、歯の列からはみ出してしまうため、重なりあったり、前に飛び出したり、後ろに引っ込んだりして生えてくるのです。

乳歯の抜ける時期と永久歯が生えるタイミングがずれる

乳歯の虫歯で早期に抜けてしまったり、永久歯の生える時期が遅かったりすると、その部分に隙間ができてしまいます。ところが、歯には隙間があると動こうとする性質があります。隣り合う歯が隙間に向かって移動するため、後から生えてくる永久歯のスペースが足りなくなって、歯の列からはみ出してしまうのです。

放置するとどうなるの?

機能的デメリット①:虫歯になりやすい

「乱杭歯」の一種である八重歯は、歯磨きできれいにブラッシングすることが難しく、磨き残しがたまってしまうことで虫歯が起きやすくなります。

逆に言えば、八重歯の人は毎日の歯磨きにおいて、正常な歯並びと比べて何倍も時間をかけ、ブラシが届きにくい箇所は特に丁寧なブラッシングが必要となります。

機能的デメリット②:歯周病、口臭になりやすい。

虫歯と同様に、歯周病のリスクも高まります。「八重歯」のために「歯と歯茎の周り」を適切なブラッシングができないことでたまった歯垢によって「歯周ポケット」ができ、ここに細菌がたまると歯周病になります。

また、歯周病は、歯槽膿漏とも呼ばれ、歯周病の悪化によって出てくる膿が口臭の原因となる場合があります。また、歯周病は、歯槽膿漏とも呼ばれ、歯周病の悪化によって出てくる膿が口臭の原因となる場合があります。

機能的デメリット③:八重歯で口の中がケガしやすい

八重歯であることによって口の中にケガをしやすくなるのもデメリットの一つです。また、八重歯や唇、舌、歯茎などを傷つけてしまい、そこに「口内炎」ができることが頻繁に起きてしまいます。

機能的デメリット④:他の歯に負担をかける

犬歯は他の歯と比べて「太く、強度の高い」歯で、その強度によって他の歯にかかる負担を抑える機能があります。しかし、「八重歯」が下の歯と噛み合わせがない場合には、この機能が働かずに他の歯に負担をかけ、結果的に歯の寿命に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

機能的デメリット⑤:歯茎が下がりやすい

歯茎が下がることには、歯茎の「厚み」が関係しているのですが、八重歯の場合、歯がアゴの骨から飛び出ているために歯茎が薄くなり、歯茎が下がりやすくなります。歯茎の薄くなった部分が傷ついたり、削れてしまうことで、歯茎が下がってしまうことが多いようです。

八重歯の治療法と費用、メリット・デメリットまとめ

「八重歯」は「乱杭歯」の一種であるため、その治療法も「乱杭歯」と同じです。

ワイヤー矯正治療

歯の面側につける矯正装置を使い、ワイヤーの力でゆっくりと歯を動かしながら歯の重なりや歯並びの乱れを解消していきます。歯を移動させるスペースが不足している場合は抜歯が必要です。

  • 費用:70-90万円程度
  • 期間:2年程度
  • メリット
  • ・歯1本1本に矯正器具を取り付けることで最も綺麗に矯正できる。
    ・最も普及している治療法のため、基本的にあらゆるクリニックで可能

  • デメリット
  • ・歯の表側につける矯正器具が目立つ・矯正器具をつけることによる虫歯のリスク増

見た目が気になる方はマウスピース矯正

マウスピース矯正は、定期的に歯型に合せたマウスピースを交換しながら隙間を埋めていく方法です。マウスピースは透明で目立ちませんので、人目を気にする方におすすめです。

  • 費用:60-80万円程度
  • 期間:1-2年程度
  • メリット
  • ・矯正がばれない
    ・食事・歯磨きの時に器具を外すことができる
    ・痛み・違和感が少ない

  • デメリット
  • ・歯を動かす力が弱いので、「重度の八重歯」には対応できない

歯の裏側から装置をつける舌側矯正(ぜっそくきょうせい)

舌側矯正(ぜっそくきょうせい)とは、歯の裏側に装置を取り付けて歯を動かす矯正方法です。治療効果は表側の矯正装置とほとんど変わりません。しかし、装置が全く表に見えませんので、矯正治療中でも安心して口を大きくあけて笑えます。ただし表側装置に比べて少々治療期間が延びる場合があります。

  • 費用:100-150万円程度
  • 期間:3年程度
  • メリット
  • ・矯正が見えない
    ・虫歯のリスクが低い

  • デメリット
  • ・矯正期間が表側矯正に比べて約1.5倍かかる
    ・費用が高くなる
    ・舌の動きを制限し、発音に影響する

抜歯について

八重歯治療では、「抜歯」が必要となる場合があります。また、八重歯自体を抜歯するという方法もありますが、自分の歯の状態を見て、歯医者としっかり相談することが大切です。また、抜歯1本当たりの費用は5,000円から1万円程度です。

治療法の選択は必ず医師との相談を!

八重歯の治療法とその費用、期間、メリット・デメリットを紹介しましたが、これらの治療方法のどれが最適かについては、歯科医との相談が必要です。

自分の希望をきちんと伝えた上で、自分の歯の状況から、どの治療法が可能で、どれが不可能かをしっかりと相談して下さい。さらに可能な治療法のメリット・デメリットを検討した上で最終的に自分に希望にあった治療法を決めましょう。

どうしても、歯科医の勧める治療法に納得できない場合には、セカンドオピニオンを求めるのも手段です。いずれにせよ、信頼できる歯科医としっかりと相談することが最適な治療法を見つけるために重要です。

矯正治療のメリット・デメリット

  • メリット
    • 口元が美しくなり、お顔全体の印象がよくなります
    • 歯ブラシがあたりやすくなるので、虫歯や歯肉炎になりにくくなります
    • 部分矯正で気になる部分だけを治すことができます
  • デメリット
    • 歯とアゴの大きさを合わせるために抜歯をする場合があります
    • 矯正装置を装着したときに、痛みや違和感を覚えることがあります