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安藤雄基先生編|矯正治療のプロにインタビュー

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矯正治療の歯科医師さんにインタビュー

今回インタビューに答えてくれたのはこの方!
安藤雄基(アンドウ ユウキ)先生

安藤雄基先生
  • あんどう歯科・美容皮フ科 院長
  • 愛知学院大学歯学部卒業。名古屋市内の歯科医院で研鑽を積み、2023年にあんどう歯科・美容皮フ科を開院。歯科と美容皮膚科を一つの医院で受診できる新しい形態をとっていることが特徴。患者さんと誠実に向き合い、長年の人生に寄り添う医療を提供します。
  • あんどう歯科・美容皮フ科
  • https://ando-db.com/
  • 電話番号:052-734-7997

先生が、今のクリニックにお就きになるまでの経緯を簡単に教えていただけますか?

愛知学院大学歯学部を卒業後、岐阜県立多治見病院で研修医を経験し、その後名古屋市内のいくつかの歯科医院にて勤務しました。妻が皮膚科医ということもあり、歯科と美容皮膚科が一緒になったクリニックを作ってみたいと思い、2023年に「あんどう歯科・美容皮フ科」を開院しました。

先生が目指す歯科医師像はどのようなものでしょうか?

クリニックスタッフとその家族、患者さんを幸せにできる歯科医師になりたいと思っています。スタッフが生き生きと明るく働いている職場は、自然と患者さんも明るくなり前向きに治療に通って頂けます。

ですので、身近なスタッフの方々や患者さんが幸せになることを意識して、些細なことでも気配りを忘れずに診療を行なっております。

先生が考える良い矯正歯科医とはどんな先生でしょうか?

治療が丁寧で、患者さんと治療目標を常に共有できる先生です。矯正治療は、長い期間を経て目標を達成する治療です。そのため、患者さんとのコミュニケーションが大切であり、患者さんの質問や不安に丁寧に対応することが求められます。

また、治療計画や進行状況を理解しやすく説明できる先生は良い矯正歯科医だと思います。

矯正治療前に虫歯や歯周病がある場合、治療開始前に全て治療する必要がありますか?

安藤雄基先生

この場合は、矯正治療を開始する前に虫歯や歯周病の治療を行うことが非常に大切です。虫歯や歯周病がある状態で矯正治療を行うと、治療中に悪化するリスクがあります。

また、歯の動きに伴う骨の再生が正常に行われない可能性もあります。矯正治療は、健康な歯と歯茎があることでスムーズに進みます。

矯正装置を装着していると、歯石の蓄積は普段より早く進みますか?

矯正装置を装着している場合、歯石の蓄積は普段より早く進むことがあります。特にブラケットの周囲やワイヤーの下など、歯ブラシやフロスが届きにくい箇所にプラークや歯石が溜まりやすくなります。

そのため、矯正装置の装着中は、普段よりも注意深く口腔内の清掃を行うことが必要です。

矯正装置を装着している期間中、特に注意すべき食べ物や飲み物はありますか?

硬い食べ物は、矯正装置にダメージを与え、装置が取れたりする可能性があります。例えば、キャラメルや飴、堅いパンなどが挙げられます。

また、糖分が多い食べ物や飲み物は、虫歯の原因となりますので、頻繁に摂取することはあまりおすすめできません。そのほかには、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色がつきやすい飲み物は、ブラケットやアタッチメントの着色につながるため注意が必要です。

安藤雄基先生

矯正治療中に虫歯が発生した場合、矯正装置の取り外しが必要になることはありますか?

矯正治療中に虫歯が発生した場合、矯正装置の取り外しの必要性は状況によって異なります。虫歯の場所や進行具合、そして矯正装置のタイプや設置方法によっても、取り外しの必要性が変わってくるので、歯科医師が虫歯の状況をきちんと評価して治療計画を立てることが大切です。

矯正装置をつけることで口臭への影響はあるのでしょうか?

矯正装置をつけると、普段よりも歯ブラシやフロスでの清掃が難しくなります。これにより、プラークや食べ物の残りが装置の周囲に溜まり、口腔内で細菌の増殖を促進させ、口臭の原因となることがあります。

矯正装置が原因で歯茎が腫れたり出血したりすることはありますか?その対処法は?

あります。特に矯正装置を初めて装着した際は、装置が歯茎に当たって軽度の腫れや出血が生じることがあります。また、矯正装置には食べ物の残りやプラークが留まりやすく、それが歯茎の炎症の原因となり、腫れや出血につながります。

対処法としては、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスを使用して、矯正装置の周囲の汚れをきちんと除去することです。また、矯正治療を進めながら、定期的に歯科検診を受けることも大切です。歯科衛生士によるクリーニングを受けることで、歯茎の健康を維持できることはもちろん、矯正治療がスムーズに進む手助けとなります。

矯正装置のメンテナンスで一般的に見落とされがちな点はありますか?

矯正装置があると口腔内の清掃が難しくなるため、当院では抗菌作用のある洗口剤の使用を勧めています。また、矯正治療中の方に向けた歯磨き指導も、あわせて行なっています。

矯正治療中の歯ブラシで、特に推奨されるものはありますか?

矯正治療中におすすめする歯ブラシは、毛先が細く柔らかめで、ヘッドが小さすぎないものがおすすめです。矯正用歯ブラシでは、テペのインプラント・矯正ブラシが良いでしょう。また、細かい部分を清掃するのにワンタフトブラシの使用も推奨しています。

クリニック選びでこだわるべきところと、妥協してもよいところを教えてください。

クリニック選びでこだわるべきところは、矯正経験と専門知識が豊富な歯科医師が治療を行なっていること。また、他の患者さんからの評価や口コミが良いことです。友人や知人の紹介も参考になると思います。

一方妥協しても良いところとしては、クリニックの規模や矯正治療に直接関係のないサービスなどです。例えば、最新の技術が導入されていなくても、必要最低限の技術と設備が備わっていれば、基本的に矯正治療はしっかり行えます。

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