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すきっ歯・空隙歯列の治療法は?

すきっ歯の原因と治療法、メリット・デメリットを紹介します。

こんな歯並びに悩んでいませんか? 悩み別矯正治療法

すきっ歯を治したい

すきっ歯を治したい(イメージ)

空隙歯列(くうげきしれつ)とは?

すきっ歯の正式名は空隙歯列や歯間離開歯(しかんりかいし)といい、歯と歯の間に隙間がある状態のことをいいます。小児期に治療をすることで、比較的簡単に治りやすい症状の一つです。隙間に食べ物が詰まって虫歯になりやすい傾向があります。通常の矯正治療のほか、差し歯やラミネートベニア(歯につける付け爪のようなもの)などで治療が可能です。

こんな歯並びに注意!
  • 歯と歯の間にすき間がある
  • すき間に食べ物が挟まったり食べかすが詰まったりしやすい
  • 話すときに隙間から言葉がもれて、サ行が発音しにくくなる

すきっ歯は矯正治療で治せます!

「総合歯科」での治療がおすすめ

すきっ歯は矯正治療で治すことができます。すきっ歯の場合、歯を動かすための十分なスペースもあるので、ワイヤーによる通常のワイヤー矯正から、状態によっては部分矯正やマウスピース矯正による治療も可能です。また、短期間での治療を希望される場合は、ラミネートべニアやダイレクトボンディングで前歯のすき間を埋めることによる治療も可能です。

そして、矯正治療を受ける上でポイントとなるのは「クリニック選び」。あなたの希望にあった最適な治療法を選ぶという観点では、矯正治療を含む「総合歯科」による治療をおすすめします!

すきっ歯治療は以下で紹介する専門医がそろう総合歯科がおすすめ!

すきっ歯の原因は?

生えてきた歯が小さい

生えてきた歯が小さかったり、あるいは、歯の形が悪いことで歯と歯の間にすき間ができて、すきっ歯になってしまいます。

歯とアゴの大きさのアンバランス

歯とアゴのバランスが崩れると、歯と歯の間に隙間ができます。具体的には、歯の大きさに対してアゴが大きすぎる、アゴの大きさに対して歯が小さすぎるなどです。隙間がある部分は人によって異なり、前歯だけに隙間がある場合や全体的に隙間がある場合など、色々な場合があります。

遺伝や後天的な歯の埋没や欠損

成人の場合、上下の永久歯の数を合わせると28本です。ところが遺伝あるいは後天的な原因で、歯が不足している場合があります。また、何らかの理由で歯が根の周辺やアゴの骨の中に埋まったままのことも。本来あるべき場所に歯が生えないので隙間が出来るのです。ただし成長や発育に影響はありませんのでご安心ください。

指をしゃぶったり舌で歯を押したりする日常生活の癖や習慣

後天的な要因には日常生活での癖や習慣が影響しています。幼児期の指しゃぶり癖や舌で下の歯を強く圧迫する癖、頬杖をつく、決まった方向で噛む片噛み、いつも同じ方向を下に向けて寝る癖などがあります。また、呼吸器疾患とも影響していて、慢性的な鼻づまりによる口呼吸も下顎前突になりやすいといわれています。

放置するとどうなるの?

審美的デメリット:コンプレックスになったり、食べ物のカスがはさまることも

すきっ歯には、前歯に隙間ができる「正中離開」と、全体的に隙間が空く「空隙歯列」があります。特に、前歯に隙間があると笑った時に人に見られやすく、コンプレックスになって人前で笑えなくなることもあります。また、歯の間に隙間があると食べ物のカスが挟まりやすく、食後に不潔な印象を与えることもあるため、前歯のすきっ歯を矯正して、笑顔も食事も気兼ねなく楽しめるようにしたいですね。

機能的リスク①:顎関節症(がくかんせつしょう)を引き起こすことがある

すきっ歯でかみ合わせが悪いと、上下のアゴの骨の成長が阻害されて、下アゴだけが発達し過ぎたり、上アゴの成長が遅れる可能性もあります。そのため顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。顎関節症は、口が大きく開かなくなる、噛むと痛みを感じるなど、日常生活に影響を及ぼすことがあるので、悪化させないようにしましょう。

機能的リスク②:胃腸に負担がかかる

すきっ歯を放置しておくと、加齢などによって悪化した結果噛み合わせも悪くなり、食べ物をしっかり噛み砕くことができなくなります。 そうすると、飲み込みがうまくできない嚥下障害(えんげしょうがい)を起こしてしまう危険性もあります。 しっかり噛まないと胃腸にかかる負担も大きくなり、全身に悪い影響を与える恐れがあります。

機能的リスク③:虫歯や歯周病になりやすい

歯と歯の間に隙間があると食べカスなどが詰まりやすくなり、そこに細菌が繁殖すると虫歯になったり、歯肉の炎症や歯周病を引き起こしたりします。特に、奥歯にものが挟まると普通の歯磨きだけでは除去しにくく、虫歯になると治療もしにくいので、デンタルフロスなどでカスを取るようにした方がいいでしょう。 歯磨きが行き届かないと、口臭の原因になる場合もあります。

機能的リスク④:発音が不明瞭になる

話すときに隙間の間から空気が漏れるため、サ行やタ行が喋りづらくなって、発音が不明瞭になります。滑舌が悪いと言いたいことが伝わりにくくなりますし、発音も難しくなるので、コミュニケーションを円滑にするためにも改善したいポイントです。

どんな治療をするの?

歯の表側に装着するワイヤー矯正

一般的な歯列矯正に使われるもので、歯の表側にワイヤーとブラケットを取り付けて、両サイドから歯を中央に集めるようにして少しずつ歯を動かしながら隙間を埋めていきます。すきっ歯の場合はもともと歯が足りない状態にあるので、歯を移動させるスペースは十分にあり、抜歯をせずに治療ができます。

費用 期間
  • 60万円~80万円程度
  • 1年~2年程度
メリット デメリット
  • 少しずつ隙間を狭めていくのでバランスよく矯正できる。
  • 大きな隙間があっても対応できる。
  • 広く普及しているので、どこの歯科クリニックでも受けられる。
  • 24時間装着する必要があり、取り外しができない。
  • 矯正するのに時間がかかる。
  • 矯正器具が目立つ

前歯だけならダイレクトボンディングやラミネートベニアで埋める

前歯だけに隙間がある正中離開なら、隙間をプラスチックで埋めるダイレクトボンディングが効果的です。これは、直接歯の隙間にプラスチックを詰めていく方法で、歯の形をきれいに整えることができます。

治療は1回で終了し、矯正のように期間を必要とせず、やり直しも可能です。 ふつうのプラスチックだと変色しやすいので、より美しく仕上げるには、セラミックを削って貼りつけるラミネートベニアもあります。どちらも、あまりに広い隙間は埋めることはできません。

費用 期間
  • 3万円~10万円程度(材質によって異なる)
  • 治療は1回30分~1時間程度で完了
メリット デメリット
  • すぐに隙間を埋められる。
  • 歯の形や色も好みに合わせて変えられる。
  • 虫歯があれば保険適用も可能(ダイレクトボンディングの場合)。
  • 時間が経つと変色する。
  • 治療時に少し歯を削る必要がある。
  • 歯の表面にプラスチックを載せるため、厚みが出てしまう。

見た目が気になる方はマウスピース矯正

マウスピース矯正は、歯型に合わせて作った透明のマウスピースをはめ、矯正の進行度に合わせて交換しながら隙間を埋めていく方法です。マウスピースの種類によって異なりますが、1日17-20時間程度装着する必要があり、食事の時や歯磨きの時に取り外しできるものもあります。透明なので目立たず、人に気づかれにくいので日常生活に支障がなく、接客業などの人でも使用できます。

費用 期間
  • 20万円~80万円程度
  • 3ヶ月~1年程度
メリット デメリット
  • 矯正器具が目立たない。
  • 取り外し可能で、食事や歯磨き時には外しておける。
  • 歯を削る必要がなく、従来の矯正より期間が短い。
  • ほぼ1日中装着する必要がある。
  • 矯正の進み具合によってマウスピースを交換する必要があり、通院回数が増える。
    ※通院回数がすくなく済むマウスピースもあります

歯の裏側から装置をつける舌側矯正(ぜっそくきょうせい)

舌側矯正とは、歯の裏側に装置を取り付けて矯正する方法です。治療効果は表側の矯正装置とほとんど変わりませんが、器具が全く表に見えませんので、矯正治療中でも口元を気にする必要がありません。ただ、舌で器具を触ってしまったり、発音しづらさを感じたり、食事の時に食べにくさを感じることもあります。表側装置に比べて治療期間が長めで費用も高めになりますが、前歯だけなら期間も費用も抑えることができます。

費用 期間
  • 100万円程度(前歯だけなら20万円~40万円程度)
  • 2年~3年程度(前歯だけなら3ヶ月~1年程度)
メリット デメリット
  • 矯正器具が歯の裏側にあるので外から見えない。
  • 表側に器具を取り付ける場合よりも虫歯になりにくい。
  • 前歯だけの矯正なら期間も費用もお手軽。
  • 矯正期間が表側矯正に比べて約1.5倍かかる。
  • 全体的の矯正の場合は費用が高くなる。

症例イラストを見ながら治療法をチェック

すきっ歯のイラスト

画像のようなすきっぱの場合、歯と歯の間隔の幅も広く、歯並びにも影響を及ぼしている状況でしょう。さらに噛み合わせも非常に悪い状態です。咀嚼に影響を与えれば、歯自体を脆くしてしまう可能性もあります。このまま治療をせずに放置してしまえば、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうでしょう。そのため早めに治療を開始することが大切です。

すきっぱの治療にはダイレクトボンディングやラミネートベニアを用いることがあります。これらは前歯のすきっぱに対応できる治療です。直接歯の隙間にプラスチックを詰めていく方法で、歯の形をきれいに整えることができるでしょう。しかし写真のように間隔が広ければ、使用することができません。

そうなれば歯の表面にワイヤーを装着し、矯正を行う方法が向いているでしょう。両サイドの歯から順に、中央に向かって集めるように少しずつ歯を動かしながら隙間を埋めていく治療です。この治療であれば1~2年程度ですきっぱを改善することができるでしょう。また歯並びも良くなり、見た目の印象も随分良くなりますよ。

ワイヤーを使用するため、矯正器具が目立つと言ったデメリットがあります。見た目を気にするようであれば、マウスピース矯正でも構いません。ただワイヤーによる矯正と比較すると思うような効果が得られない可能性もあるでしょう。

ほかにも歯の裏側から装置をつける舌側矯正といったやり方もあります。これであれば、表からは矯正していることがバレることはないでしょう。ただ歯の裏側に器具があるので発音しにくい、違和感が強いなどのデメリットもあります。さらに一般的な矯正に比べ、治療期間が長引くと言ったデメリットもあるでしょう。つまり矯正の治療は、それぞれメリット・デメリットがあります。自分にあった治療を考えることが重要です。

治療によって費用負担は変わってきます。たとえばダイレクトボンディングやラミネートベニアであれば3~10万円程度で治療を行うことが可能です。また虫歯があるなどした時には、保険適用となる可能性もあります。もし矯正を行った場合には、80万円前後の費用負担を覚悟したほうが良いでしょう。

まずは、できるだけ早い段階で専門医に歯の状態を診てもらうことが最も重要です。治療の開始時期が遅れるほど、余計に歯の状態は悪化してしまうでしょう。進行を止めるためにも、適切な治療を行ってください。費用負担を気にして治療を怠ってしまえば、歯自体を失うリスクを高めます。

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クリニックの選び方は??

専門医がそろう「総合歯科」での治療がおすすめ!

いざ、矯正治療を受けようと思っても、どのクリニックにすればいいのかと悩む方や納得のいくクリニックに出会えないというお悩みを持つ方を多いと思います。 当サイトでは、失敗しないためのクリニック選ぶのポイントとして以下の4点を満たした「総合歯科」をおすすめしています。是非あなたのクリニック選ぶ参考として見て下さい!

  1. 矯正歯科の専門医がいる
  2. 総合歯科医院であること
  3. マウスピース矯正など様々な治療法の選択肢があること
  4. 明瞭な料金体系であること

すきっ歯治療は矯正治療は以下で紹介する専門医がそろう総合歯科がおすすめ!

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